今日もさっきかえってきました。
帰りすわれなかったなぁ。。おかげで本がすすんだけどね。
深紅 野沢尚 講談社文庫
かなり、すごい本です。
ミステリーになるのかな。
一家惨殺事件の生き残りの女の子と、同い年の犯人の娘。
生き残りの女の子が主人公として話が進んでいきます。
この接点のありえない両者がかかわっていくことになり。。
あー。これ以上はかけないけど
かなり、シビアというかきっついとこも多い話です。
かなり読み応えのある小説です。
”生きていてごめんね”なんてさ、誰かにいわせちゃいけないよね。
昔、シナリオを書いていた(趣味で)時期があり
やはり
野沢尚さんは、シナリオも小説も高いレベルがあります。
(えらそうで、すみません。)
思春期に受ける事件とか人からの影響が
いかにその後の人生にかかわるか。というのは、
僕自身の経験(家業の倒産、家族離散、取り立てや、暴力団の介入等)
からも、すごいものがあると。
(家族とか人間関係を結ぶのが、すごく駄目になります。)
家庭内暴力の親から子供そしてその子どもへの連鎖
どこかで、断ち切らなければいけないものですが
なかなか、むずかしいものです。